【クリエイター必見】アニメーションにおける背景と人物の関係について
演出としてレイアウト原図(背景込みのラフ原画)見てると、アイレベルは守ってるのに画面の収まりが何とも違和感があるという絵は大抵レンズ感のズレが原因。
アニメキャラのパース感は大抵70ミリ前後の望遠レンズが多いのに、背景だけ広角の30ミリ位の収まりになってる人が多い。 pic.twitter.com/ZlU9n71B5v

教本などで学べるパースではアイレベルや一点~三点透視図法などの技法については解説されているが、広角、望遠レンズそれぞれに対する奥行きの計り方は大抵書いてない。
理由は簡単で、おそらく文字や図解だけでは多様なレンズ感を解説するのは非常に難しいからだろう。
また、多くの背景が30ミリ前後のレンズ感で描かれてくるのも、人の肉眼の画角がおおよそ35ミリであることと関係してる。
50ミリ以上の望遠の画角は望遠レンズを覗かないと人には知覚出来ない特殊な空間世界なので、知識と感覚を持って意図的に描かないと描けない絵だったりする。
アニメーターに限らず、空間をきちんとかき分けないといけない人に一眼レフ(ミラーレスにあらず)の購入を勧めるのはこのレンズ感を肉眼と同軸でとらえてダイレクトにズームレンズのパース変化を脳に叩き込む必要があるため。
背面液晶ではこの感性は身に付きにくいというのが私の持論です。
ファインダーを覗くことを勧めるのは、カメラ画像の視覚占有度の違いが一番の理由。
ミラーレスでも写真としては同じものは撮れるけど、背面液晶ではレンズの映像が肉眼の同軸に来ないから視覚の同調が出来ないし、カメラ画像の視覚占有率が低いとズームは風景のトリミング作業にしかならない
そしてレンズのパース感を学ぶなら被写体は人物でないといけない。
「レンズ感」とはカメラと被写体(人物)と背景の三要素それぞれのパース感の事なので、背景だけ撮っててもトリミング的な構図の勉強にはなれどレンズ感の習得はなかなか難しいです。
以上の理由から28ミリ~75ミリ間の画角をカバーするズームレンズを一眼レフカメラに取り付けてコスプレイヤーの写真を撮ろうの会を最近始めたのだけど、ここまで話を具体的にした段階で皆「あ、自分はいいです...」と言うのよね(:_;)
コンテで被写体とカメラの距離をある程度指定しても殆ど再現されないんですよね、殆どの人は画面の被写体のサイズしか考慮していない気がします、カメラの距離と画面に収まる被写体のサイズそれぞれを描き分けられたら演出の幅が広がるんだろうなぁと憧れます。
精度の高いコンテだと拡大してレイアウトになっちゃいますが、時間の制約で大抵コンテは雰囲気で描きますからね。
原画マンの多くがそのまま描いてくるから精度が出せないならコンテでは背景を細かく描くなと作画出身のコンテマン何人からかアドバイスもらいました...
描いてあるとそれに引っ張られるというのがありますからね、コンテはコンテですし、、、
コンテに引っ張られる程度なら良いのですが、背景を描きたくない人はキャラのおまけ程度の労力しか費やさないのでコンテにこう描いてあるから描きましたという上がりの人が多いですね。
昨今は演出が原図を直す役になってる事もあり、演出やってると背景を描いてばかりでスキルがどんど身につきます。
確かにアニメーターじゃない人でレイアウト上手い人いますね最近では、、
アニメの背景描いてますが、私はここら辺のレンズの話に弱くって勉強になりました^ ^
キャラと背景とのレンズ感がずれても画面内にどうしても地面を描いてしまう人の考えも理解出来る。
地面とアイレベルが画面内にあるとサイズ参考の人間を後ろに書き込んで、背景に存在するアイテムのサイズが取りやすいからですよね。
でもその場合は引きの絵を描いてそれを足場にすると良いですよ pic.twitter.com/IVuLD4JVX5
普段なにげなく見ているアニメも深い技術論があるのだね。💡
背景に比べてキャラクターはパースを意識されづらいってのもありそうだね。😏
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